Microsoft Azureを基盤とした基幹システム
KADOKAWA社は、社内外の業務関係者とより円滑に情報・データを共有するための社内システムを検討し、
ネクストスケープは要件定義フェーズからプロジェクトに参画させて頂きました。
要件定義フェーズにおいて、ネクストスケープは本システムでクラウドを利用するメリットを提示し、構築をいたしました。
① クラウドが持つ柔軟な拡張性を利用し最小規模でサービス利用を開始
本システムは、想定する社内外の利用者数が多く、且つ業務基盤を支えるシステムであるため、
まずは限定された範囲で十分に仕様を確認しながらシステムを展開していきたいという要望がありました。
クラウドにシステムを構築することで、ストレージの追加や処理能力の拡張に対応できるため、
まずは最小規模でサービスを開始し本格稼働時に必要な分だけ拡張をすることが可能です。
また、本システムに想定以上のアクセス数や利用者数、データ量が増えたとしても柔軟に対応できる仕組みになっております。
② Microsoft Azureの機能を十分に活用する
本システムではすべての機能をMicrosoft Azure(東京リージョン)に集約しており、
Microsoft AzureのWeb機能(WebRole)、バッチ機能(WorkerRole)、サーバー機能(仮想マシン)、
分析機能(AzureML)、ストレージといった各種機能を有効活用することで、幅広いサービス・機能を提供しております。
オンプレミスで構築する場合は、これらの機能をそれぞれ調達し設定する必要がありますが、
Microsoft Azureには既にこれらの機能が用意されており、導入リスクを最小限に抑えました。
KADOKAWA社はこの基幹システムが本格稼働することで、コスト・セキュリティ面での改善につながると見込んでおり、今後の展開に期待が持たれています。
■Azureの導入支援について
ネクストスケープでは、オンプレミスからMicrosoft Azureへのシステム移行のご支援を行っております。
移行後のコスト試算やシステム移行時のポイントなどあらゆる面でサポートさせて頂きます。
詳しくは弊社サービス「Nextscape CloudFirst」をご覧くださいませ。