モブサービス for Azure – 開発内製化支援
背景
DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するにあたり、システム開発の内製化に取り組む企業は増加傾向にあります。
IT 部門主導パターン
社内基幹システムの内製化を行いたい
- 短期間でのインフラ払い出し
- セキュリティ対策など IT ガバナンスの適用
- システム運用保守コストの削減
事業部門主導パターン
新規事業で企業価値をデジタル変換するシステムの内製化を行いたい
- アジャイルで素早いリリース
- DevOpsによる事業価値の向上
- リスクヘッジと投資コスト削減のためのスモールスタート
課題
一方で、多くの企業で開発内製化に取り組みたいという動きは高まっているものの、なかなか進まない状況にあります。
技術やスキルをもった人材が不足しており、人材育成に時間がかかる
- トレーニングやハンズオンでは、Azureの一般的な知識体系を広く学ぶことはできるが、具体的な設定方法や細かい仕様は自分で調べる必要がある。
- コンサルティングサービスでは、課題解決のためのベストプラクティスは提示できるが、実際の設定まで手を動かさないので、自分で設定方法を調べた上で設定する必要がある。
- 請負契約や外注開発では、自社のエンジニアが実際に解決するまでのアプローチを経験しないので、エンジニアのスキルアップにならない。
開発内製化に組織単位で取り組むためのノウハウがない
- Azureは日々進化し続けるため、習得したスキルが陳腐化しやすく、継続的に社内展開していく体制をつくることが難しい。
- DevOps を行うためには、IT部門だけでなく事業部門との連携も必要だが、どのような形で社内体制をつくるべきかなどのセオリーがわからない。
ソリューション
お客様と一緒に手を動かすサービス『 モブサービス for Azure 』
モブサービス for Azureとは、弊社のAzureエンジニアとお客様が一緒に同じ場所で1つのディスプレイを囲み、
全員で今目の前にあるAzure開発の課題解決に取り組むサービスです。
現場で起きている課題を最短のアプローチで解決し、スキルトランスファーだけでなく、ベストプラクティスも提示します。
技術やスキルをもった人材が不足しており、人材育成に時間がかかる
- Azureに詳しいエンジニアと一緒に課題に取り組むので、スキルが身につきます
- 顕在化していない課題を見つけ、ソリューションをご提案します。
開発内製化に組織単位で取り組むためのノウハウがない
- Azureの進化に合わせてアップデートし続ける組織ナレッジもトランスファーします。
- クラウド開発スキルを社内に展開し、ガバナンスを実現するための体制やプロセスをご提案します。
目指す目標や課題に合わせて柔軟にカスタマイズしたソリューション
モブサービス for Azure では、お客様の組織状況と内製化の取り組みにおいて、目指す目標や課題に合わせて柔軟にカスタマイズしたソリューションをご提供します。
PaaS / Serverless を活用した インフラストラクチャ構築
クラウドネイティブなアーキテクチャ設計
- モダンなWebアプリケーション
- データ分析基盤など
インフラストラクチャの展開自動化(Infrastructure as Code)
アジャイル / スクラム開発
- アジャイルを前提としたプロジェクトマネジメントの導入
- ユーザーストーリーマッピングによる MVP (Minimum Viable Product) の選定
- Azure DevOps の導入によるスクラム開発の実践
CCoE 戦略の推進
CCoE (Cloud Center of Excellence) を編成して、クラウド開発の内製化を推進
- クラウド開発スキルを習得した人材育成のセオリーのレクチャー
- 企業全体に啓蒙していくための組織づくり
- アーキテクチャの統制とライフサイクル管理
価格
モブサービス for Azure は、 3 Step で実施します。
- モブプログラミングを行う上で作成するドキュメントはお渡しできますが、設計書等の正式なドキュメントは作成いたしません。
- 月末を締め日とし、業務報告書を納品物として提出いたします。
- 本サービスは Microsoft Azure の利用を前提としております。
- 本サービスの構築には Microsoft Azure の利用契約が別途必要になります。
- 上記の金額には Microsoft Azure の利用料は含まれておりません。
パターン
お客様の組織状況と内製化の取り組みに合わせたパターンをご用意しています。
例 1 : IT 部門主導で内製化したいお客様で、社内基幹システムに IT ガバナンスを適用したい
例 2 : 事業部門主導で内製化したいお客様で、ビジネス要件と課題は決まっていてアーキテクチャの検討から始めたい
例 3 : 内製化の戦略、体制、プロセス、開発基盤構築、人材育成の検討から始めたいお客様
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